KAWAIゴルフアカデミーKAWAI GOLF ACADEMY

BLOGコーチブログ

2022.4.27その他日常

グリップについて

クラブと身体の繋ぎ部番ですから、何より重要です。

が…最近のゴルフブームで、なんちゃってレッスンプロ(素人が素人に教える)が教えるグリップが、インターロッキングの多さに危惧しております…

力の無い人はインターロッキングに握りなさい…

果たして本当にそうでしょうか?

有名プロ、力のあるプロにインターロッキングが多い事に間違いありませんが、グリップにも流行り廃りが有ります。

今から50年前近くに活躍していたジャックニクラウスに憧れたタイガーウッズが、インターロッキンググリップで活躍します。

そのグリップを真似した、国内の松山選手、石川選手などが真似し現在のインターロッキンググリップが蔓延した様に思います。

ジャックニクラウス曰く「私は手が小さいので、このグリップが一体感が出たので採用しました」っと、ニクラウスの本をよんでしりました。

ニクラウスの手が小さいが何かの本の誤訳により、手が小さい力の無い人はインターロッキンググリップに握る事が理想とゴルフ界で話が独り歩きして行ったと思われます。

私がゴルフのグリップを教えるのは、力の弱い女性、初心者にはテンフィンガーを勧めます。

テンフィンガーでボールが捕まりすぎる様になれば、オバーラッピングに握り変えてもらいます。

インターロッキングは、ほぼほぼお勧めしません。

インターロッキングは特殊な握り方だと思うし、力が無い人はテンフィンガーか、オバーラッピングに握る方が明らかにクラブヘッドに伝える力は強くなります。

最初に習った人が生涯の師匠に思わず、難しい事は難しいと言い、上手くなれなかったら2nd、3rdオピニオンで指導者を帰る事も大切です。

上手くなれないのは本人の問題ではなく、指導者に有ると考えます。

本来スイングは単純な物で、難しい動作では有りません。

グリップに関しても、難しい話でも有りません。

スイン(swing)の意味が分かれば、ゴルフスイングは単純になります。間違った考え、指導は遠回りになります。

スイングを簡単に考えましょう!