ショックなこと・・・
先日、新しインドアの練習場でのことですが、レスンのカリキュラムでクラブ別のスイングの説明をする日があります。
その時のことなんですが、小学校で使う算数の定規の三点セット、みなさんはご存知ですよね?
たまたま高校生の女子が来ていまして、その説明をするとハテナマークの顔・・・
話を聞くと、最近の小学校では定規を使わなくなったとか・・・
タブレットで、点を三つ繋ぐと画面に出てくるとか。。。
実際のものを使う機会もなければ、見ることもなくなると私のゴルフレッスンの説明の生命線がまた断たれることになります^^:
後日、小学校の先生が来ていましたので詳しく聞きますと、学校の機材としては購入するのですが、学校では使わなくなったようです。
どんどん不器用になっていく子供たち、現代の生活習慣が人を不器用にしていっています。
昔の生活の中には、ゴルフに必要な動きをごく自然に行なっていたのですが、本当に困った時代になりました(ゴルフが上手くなることについてですが)
お箸より長いものを持たないので、いきなりゴルフのクラブは未知の世界の長さになります。
そのクラブを振り上げて、ボールに当てることは至難の技になります。
ゴルフは簡単には上手くなれませんが、一度正しい事を覚えれば生涯ゴルフができます。
他の球技と違って反射神経もいりませんし、止まっている球を打って歩いて、また打つ、グリーンに行けば転がすの繰り返しですから、子供から大人、親子3世代が一緒にできる唯一のスポーツです。
そのゴルフを楽しむためには、いいスイングが欠かせませんし、効率のいいスイングの説明に定規の三点セットが私には必要でした。
一番長いドライバーは、シャフトと地面でできている角度が45度で、アイアンは約60度です。
この角度が、バックスイングのハーフから、スリークオーターの間で反対の同じ角度にさえなればスイングは簡単になります。
初心者でも、いくらお年を召していてもこの角度を理解できればスイングは簡単になります。
ゴルフは、構えがあるから当たりやすいですし、構えて形に近いところに戻れば簡単に当たります。
難しい、肩を回す、腰を回す、左腕を伸ばす、右手は使ってはダメだとか一切しなくて簡単に当たるようになります。
右手は使っては行けないのではなく、使い方を間違えるから悪さ(曲がる要因)をするだけです。
教え方もこれからもっと工夫しないといけませんが、定規の三点セットは使って欲しい嘆きでした(^^;)