KAWAIゴルフアカデミーKAWAI GOLF ACADEMY

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2019.1.22アプローチについて

トーナメント

さて、先週よりアジア(JGTO)のツーアーも、ヨーロピアン、USPGAのツアーも始まり、ゴルフ中継が楽しみになってきましたね!

テニスも全豪オープンでの錦織選手の活躍が楽しみです。

しかし、日本は寒いというか、年々寒さに弱くなっているような気がします。

こんな時期は、暖かいところでプレーしている選手が羨ましく感じますが、寒い日本でも頑張ってラウンドして行きたいと思います。

とりあえず10度くらいあって、風がなければゴルフに差し支えはないと思います。

冬の芝は枯れ、グリーン周りが難しくなりますね・・・

今年からのルール改正で、2度打ちが無くなった事は、私を含めイップス、イップス経験者にはありがたい話だと思います。

2015年に初めてタイへ生徒さんに連れられ、アジアのゴルフ場へ行きました。

この時期のタイは、乾季で気候も良く最高のゴルフシーズンです。

そんなタイでのゴルフを経験した時に感じた事ですが、アジアツアーの人たちが日本へ来て簡単に優勝していくのが理解もできました。

タイのゴルフ場は、芝のコンディションは良いのですが、コースによってはフェアウェーの芝がゆるく、ドライバーでバックスピンが掛かり、フェアウェーでランがほぼありません。

そんなライから、200ヤード先の池越えのピンに向かって打っていくホールがあり、このコース環境で毎日ゴルフをしていると、日本のコースのベストシーズンのゴルフは海外の選手にとっては簡単い思えてしまうと感じました。

グリーン周りは逆に刈り込んであり、シビアなアプローチが要求されます。

芝に粘り気があるというか、日本の高麗のラフがいかに簡単に感じたかを思い出します。

ゴルフのレベルを上げるためにも、日本の選手は海外へ挑戦していくことがいいと感じます。

また、日本の女子のツアーで活躍する選手は、シーズンオフにタイでゴルフ合宿をしています。(韓国の選手が目立ちます)

あのコンディションでゴルフをしていれば、どんどん上手くなれると思います。

思い出話はこれぐらいに、アプローチイップスになっている方に見かけられる傾向ですが、動かないのを無理やり動かすので、リズムが悪かったり、急にテンポが早くなったり、一箇所だけに急激に力を入れる傾向があります。

どんな距離でも、距離に見合ったスイングスピード、入射角が一定であればクラブは元へ戻ります。

イップスは、精神的になっている場合と、技術的になっている場合とどちちらかをしっかり見極めれば治ります。

真面目すぎたり、きちっと毎回同じところにクラブヘッドを入れようという意識を捨て、とりあえずはどんな時でもいいテンポでインパクトを無視してスイングする気持ちがあれば治ります。

素振りの時には良いテンポで振れているのに、打つ瞬間になるとタイミングが速かったり、インパクトだけ力が入る・・・

クラブの重さ、長さ、ロフトがボールを上げてくれます。

よほどのベアグラウンドでない限り、振ることを意識すればイップスも改善されます。

失敗をしすぎて、心が萎縮してしまってのミスもありますから、ミスを忘れて打つ勇気も大切です。